Waiting for the Sun を最初に手がけたときには、出演者の数が100人になるとは思っていませんでした。しかし、オーディションで本当にたくさんの役者さんに興味を持ちまして、是非お願いしたいということになったのです。
それから一年を経て、今年の秋から再演の運びとなりましたが、前回よりもっとスケールの大きな内容になる予定です。新しいコンセプトを取り入れ、初演とはまた違ったかたちで、私自身もさらなるチャレンジをしていきたいと思っています。
この舞台は映像をミックスさせたものになりますが、初演でも挑戦しまして、そこに色々な可能性があると感じています。
舞台では見えにくいものが映像を使うことでよりはっきりと見えるようになるとか、動きを感じさせたいときは映像より舞台上で人が実際に動くことでより強く表現できたりするなど、それぞれのメディアの良いところ、弱いところをお互いに補うことで、それぞれの利用法が拡大できるのではないかと思うのです。
テレビとインターネットというメディアにもそれぞれ違いはあります。インターネットで大ヒットしているものが決してテレビでヒットするとは限りません。その理由は、インターネットはテレビより個人的で、よりプライベートなものだからです。そして、舞台で表現されるいい演技の瞬間も、実は大変プライベートなものなのです。