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We舞台

特別企画インタビュー VOL.3 We舞台×今井雅之氏

圧倒的な存在感で映像、舞台などさまざまな分野で活躍されていますが、役者を志したころのお話を伺えますか?

 子供のころから映画が好きで、進路を決めるときに、映画俳優になりたいと親に話したんですが、案の定反対されまして。「役者になりたいなら、まず2年間自衛隊に行け」と言われたんですよ。親にしてみれば、2年間も自衛隊に行って現実を見れば、夢を諦めると思ったんでしょうね。結局、1年8ヶ月ほどで、大学進学というかたちをとって自衛隊を退官。上京して1週間後には、もう劇団に入っていました。

 知人を通して知った演出家・奈良橋陽子さんとの出会いが、僕の人生を大きく変えました。昔から彼女が言っている、「歌手は歌うもの、ダンサーは踊るもの、役者はactingするもの」という考え方にすごく共感したんですよ。それで彼女が当時手がけていた舞台のオーディションを受け、その後主宰の演劇事務所「UPS」へ入団、「UPS」の年間2〜3本の公演のほかに、いろんな舞台や映像のオーディションを雑誌で探しては受けまくる、という修業時代を10年近く送っていました。ほとんどがチョイ役でしたけど、僕は自衛隊に行ってロスした分を取り戻さなければと思っていたから、もう必死。あのころは週3回のバイトで必要最低限の生活費を稼ぐ以外の時間は、ずっと稽古していました。