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We舞台

特別企画インタビュー VOL.7 We舞台×別所哲也氏 WE舞台オーディションに向け、役者を志す人たちに一言お願いします。

俳優の仕事とは10年やったからどうとか、1年やったからどうとか時間軸で積み重ねて報われる人もいるし、いきなりポーンといく人もいる。自分の努力とか才能などを超えた大きな力というものがあり、それが巡り合わせや出会いにすごく関係してくる世界だと思うんです。僕もファンタスティックスに出演し、観てくれていた人が別の芝居に声をかけてくれ、さらにその別の芝居に出演してまた別の人から声をかけられたりと、出会いが出会いを呼んで役者として成長していきました。この出会いを呼ぶためにはとにかく「自分から始める」ということが大切です。始めるきっかけとしてネットでオーディションがあるなんて素晴らしいじゃないですか。僕らの時代では考えられなかったけど、今はこうして自己表現をする場所がたくさんある。さらに演劇・舞台への道へ確実に繋がっている。挑戦しがいがあると思いますね。もちろん、オーディションを受けてもうまくいかなくて傷つくことがあるかもしれない。でもそれは演じて表現する側。そう、光を受け取る側ではなく放つ側に立とうとしているのならば超えなくてはいけないラインだと思うんです。ネガティブになったとき、一人ではないと思ってください。仲間はたくさんいます。がんばってください。

別所哲也(べっしょ・てつや)1965年8月31日生まれ。静岡県出身。慶應義塾大学法学部卒業。
1987年舞台「ファンタスティックス」にてデビュー。1990年、日米合作作品「クライシス2050」で映画デビュー。米国俳優組合(SAG)メンバーとなる。その後、数多くの映画・ドラマ・舞台など幅広く活躍。1999年より、日本発の短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル」を主宰。2004年には米国アカデミー賞公認映画祭に認定され、今年で10周年を迎えた。7月18日~10月23日、帝国劇場にてミュージカル「ミス・サイゴン」に主演。

別所哲也 公式サイトはこちら

インタビュアー:山本 久美 カメラマン:森﨑一寿美