MUJのナショナル・デシレクターに就いたきっかけを教えてください。
1998年、「日本でのミス・ユニバースへの注目度を高めること」を目的に日本にやってきました。はじめは1年だけの契約だったの。けれど、日本人女性の独特のユニークさや内に秘められた可能性に気が付いた瞬間から「日本の女性は必ず世界一の美女になる」と確信して、これまでやってきたわ。そして、とうとう10年目には森理世が世界一の美女に輝いた! 気が付けば1年のはずが、あっという間に11年が経っていたの。私に与えられたジョブは本当にエキサイティング。日本の女性は心に光る石を持っているのにもかかわらず、日本の長い歴史や伝統のなかで閉じ込められてしまっている。一見、おとなしく見える彼女たちは、実はとても強いメンタリティの持ち主。さらに、きちんとした教育のおかげで知性的で、礼儀正しく、美しさに対してもとても前向き。強さと優しさをバランスよく持ち合わせているの。だからこそ、このような素晴らしい女性達を世界の舞台で輝かせてあげたい、日本人女性の素晴らしさを世界中に広めたい、という思いが私をここまで奮い立たせるのよ。
世界一の美女とはどんな女性ですか?
イネスさんが考える美しい女性とはどんな人でしょうか?
世界で通用する美しい女性とは、まずは自立していること。ミス・ユニバースはただ単にお人形のように整えられた顔やスタイルが美しいだけではダメなのです。自分の考えていることを、自分なりの言葉で表現する。その場の雰囲気を読んで求められている振る舞いができる。常に社会の問題に目を配ることができる好奇心や洞察力。さらに人としてのユーモアやエレガントさも必要です。それは、ただ肌を露出するというだけのセクシーさではなく、センシュアルつまり内面的にも魅惑的な女性でなくてはならないということ。他の誰でもない、ジュエリーのように光り輝くパーソナリティを持っていなければ、世界のトップには立てません。

ミス・ユニバース・ジャパン・ナショナル・ディレクター。アイビージージャパン株式会社 代表。フランス パリ生まれ。21歳でパリにビューティ&スパセンターを開設以来、女性の美に携わるビジネスを展開。1998年よりmミス・ユニバース・ジャパンのナショナル・ディレクターに就任。03年に宮崎京が世界大会第5位、06年に知花くららが世界大会第2位、07年に森理世が世界大会第1位に。48年ぶりにミス・ユニバースを産んだ立役者として知られる。著書は「世界一の美女の造りかた」(マガジンハウス刊)、「“世界一の美女になる”シークレット・レッスン」(主婦と生活社刊)がある。


